KRYSTIAN ZIMERMAN ツィメルマン

2017年7月20日 (木)

ツィメルマン新譜

今年はヨーロッパでバーンスタインの交響曲第2番『不安の時代』を演奏予定のツィメルマン。日本での演奏予定はなさそうで淋しい限りですが、9月に新譜が出るようです。

シューベルトのソナタ20番と21番(D.959とD.960)で早速予約はしたのですが、なんとレコードも出るのですね。レコードは今はやりですし、以前彼はCDよりもSPレコードの方が良かったと言っていた気がします。発売されるのはLPのようですね。2枚組となっています。2枚組?片面?
なんだか欲しいけれど、我が家のレコードは10年ほど前の引越時に全て捨ててしまって、プレーヤーも同時に捨てたので新たにプレーヤー買わないと聴けません・・・
というか、DGとの揉め事は解消したのでしょうか。
ショパンのソナタ2番と3番も新譜出してください。ライヴ録音いっぱいあるでしょう?
ドビュッシーの映像も背筋がゾクッとして寒気を感じるほど感銘しましたし。
ブラームスのコンチェルトもベートーヴェンのコンチェルトも良かったけれど、やっぱりリサイタルの方が好きです。シューベルトのリサイタルはこのブログに感想書いていませんが、所沢とサントリーホールで聴きました。これまで聴いたことのある誰にも優る音楽の愉悦性を感じました。特にD.959では左足がリズムセクションのようになっていて、とても楽しくなりました。
録音は柏崎でのものとのことです。手許に届くのが待ち遠しいです。

2016年1月 2日 (土)

2015年 舞台鑑賞記録(3)

15) 11.15 ピレシュ ★★★
さいたま芸術劇場 音楽ホール
●シューベルト:4手のためのアレグロ イ短調 D 947
                        「人生の嵐」
●ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第31番 変イ長調 作品110 [ピリス]
●ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第21番 ハ長調 作品53
        「ヴァルトシュタイン」[グーアン]
●シューベルト:幻想曲 ヘ短調 D 940
【アンコール】
●クルターグ:《遊び 第3集》より
              〈シューベルトへのオマージュ〉

グーアンはテクニックには問題ないし、十分聴かせることのできる表現力もあると思う。でも、やはりピリスのもつ芸術性の前には赤子同然だった。ベートーヴェンのソナタ31番における迫力たるやアルゲリッチ、ポリーニやツィメルマンに勝るとも劣らないもので、あの小柄な身体のどこにあれだけのパワーが秘められているのかと不思議に思った。
特に、2日前11月13日にあったパリの同時多発テロ事件(その真相はともかく100名以上の人が亡くなった)の直後であったためか、沈鬱な嘆きの歌の後のゴーン、ゴーンと鳴り響く鐘の音は激しい怒りの表出でもあった。その感情の渦に巻き込まれて、なす術もなくただ茫然とし、涙が落ちるままだった。
最前列で見るピリスの顔は、非常に個人的なことで恐縮だけれども、在りし日の祖母の顔にそっくりで、余計に私の心が揺さぶられたのだった。

16) 11.26 マリインスキー劇場 バレエ「ジュエルズ」
    アレクセイ・レプニコフ:マリインスキー管弦楽団
文京区シビックホール
●エメラルド ★
 ヴィクトリア・マクラスノクーツカヤ  アレクサンドル・セルゲーエフ
 ヴィクトリア・ブリリョーワ  ローマン・ベリャコフ
 ナデージダ・ゴンチャール  スヴェトラーナ・イワノワ
 エルネスト・ラティポフ
●ルビー ★★★
   ナデージダ・バトーエワ キミン・キム
   エカテリーナ・コンダウローワ
   デニス・ザイネトジノフ ワシリー・トカチェンコ
ヤロスラフ・バイボルディン アレクセイ・ネドヴィガ
●ダイヤモンド ★★
   クリスティーナ・シャプラン ティムール・アスケロフ
   エレーナ・アンドローソワ エカテリーナ・イワンニコワ
   ディアナ・スミルノワ ズラータ・ヤリニチ
   ローマン・ベリャコフ ヤロスラフ・プシュコフ
   アンドレイ・ソロヴィヨフ アレクセイ・チュチュンニック

バレエを見る回数が少なかった2015年だけれどこれは見に来て良かった。まず、マリインスキー管弦楽団は2軍だろうか、3軍だろうかと心配したけれど、バレエの公演でこれだけの演奏を聴けることは非常に珍しい。特にストラヴィンスキー、チャイコフスキーはさすがにお国ものだけあり、音楽だけでも十分聴ける出来栄え。ボリショイ劇場もバレエ公演時に劇場オケを同伴するが、オケの実力ではさすがにマリインスキーの方が上手だった。新国立劇場バレエ公演における東京フィルの演奏も立派なので、他のバレエ団もこれらに負けないような演奏をしてほしいものだ。 舞台美術と衣装も美しい。英国ロイヤルとかパリ・オペラ座の様な豪華なセットではないのに、シンプルでありながら安っぽくならないところがさすが。
エメラルドは特に可もなく不可もなくというところ。
ルビーはバトーエワの柔かくしなる肢体と俊敏な動きが素晴らしく、コケティッシュな表情に魅了されっぱなし。キムも体つきは少し貧弱だけれど、バトーエワのパートナーを立派に務めた。それにコンダウローワがストラヴィンスキーのジャズィーな曲調に合わせて大輪の花が舞っているようだった。この三人の華やかさと音楽のノリの良さが相まって、当初はヴィシニョーワで見られなくて残念だと思っていたのに、結果的にこれまで見たルビーの中で最も印象的なものとなった。
ダイヤモンドはいかにもマリインスキーらしい、正統派の白のバレエの決定版ともいうべき端正な美しさだった。

17) 11.29 ツィメルマン ★
所沢ミューズ アークホール
後述

18) 12.09 ギエム ラスト ★
川口りりあ 大ホール
後述

12.11 ツィメルマン
東京文化会館 中止

 

12.16 ボリショイ・バレエ・inシネマ 「くるみ割り人形」
アンナ・ニクーリナ デニス・ロヂキン
アンドレイ・メルクーリエフ ヴィターリー・ビクティミロフ

これは映画だけれど、家のTVで見るのとは映像も特に音の迫力が違うので3000円払うだけの価値はある。
ニクーリナもロヂキンも若くて美しいから、この演目にふさわしい。メルクーリエフもドロッセルマイヤー役とはいえ、まだまだ踊れる。それにこの演出は子供っぽくないので、最後まで楽しめた。「椿姫」が上映される1/13はツィメルマンのリサイタルがあり、ザハロワとチュージンが見られないのは残念。再上映があるといいのだけれど。「じゃじゃ馬ならし」と「ドン・キホーテ」はぜひ見たい。

19) バッハコレギウムジャパン
  さいたま芸術劇場 音楽ホール

●ヘンデル オラトリオ ★★

後述

2015年 舞台鑑賞記録(2)

09) 07.11 アンサンブル・ウィーン・ベルリン ★
  さいたま芸術劇場音楽ホール
カール=ハインツ・シュッツ(フルート)
クレメンス・ホラーク(オーボエ)
アンドレアス・オッテンザマー(クラリネット)
リヒャルト・ガラー(ファゴット)
シュテファン・ドール(ホルン)
●ハイドン:ディヴェルティメント
●メンデルスゾーン:《真夏の夜の夢》木管五重奏版
●ドヴォルジャーク:《スラヴ舞曲集》より
●バーバー:夏の音楽 作品31
●デリベラ:アイレス・トロピカレス
●ガーシュウィン:《ポーギーとベス》木管五重奏版
【アンコール曲】
●ドヴォルジャーク(シェーファー編曲)
                       :《弦楽四重奏曲第12番 ヘ長調》作品96
                         「アメリカ」より 第3楽章

連日徹夜に近い状態で疲れがたまっている時期だったので、もしかして演奏中に寝ちゃったらどうしようかと一抹の不安を抱えていた。しかし全くの杞憂だった。楽しかった~!!一気に疲れが吹き飛んだ。 オーボエがジョナサン・ケリーからクレメンス・ホラークへの変更になったせいか、オーボエが少々おとなしく感じられたのと、オッテンザマーが一番若いのでスタンドプレーがなかったせいで、アンサンブルとしてはうまくまとまっていた。普段はあまり目立つことの少ないファゴットの音が一際美しく響いて印象的だった。

10)  09.11 アントン・バラホフスキー;ナジ=タカーチ
       :紀尾井シンフォニエッタ東京
  紀尾井ホール

【紀尾井シンフォニエッタ東京第101回定期演奏会】
●ベートーヴェン:劇音楽「シュテファン王」序曲Op.117
●チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲二長調Op.35 ★
●メンデルスゾーン:交響曲第5番二長調Op.107「宗教改革」★★
【ソリストアンコール】
●チャイコフスキー「エフゲニー・オネーギン」より
          第2幕レンスキーのアリア「青春は遠く過ぎ去り」★
【オーケストラアンコール】
●ペルト フラトレス ★

バラホフスキーの名を初めて知ったのは、ハンブルクバレエ「人魚姫」でのソロ演奏。これがとても良くて、難しそうなアウエルバッハの曲が素直に心に響いたのを覚えている。今回コンサートマスターとしてではなく彼がソロ演奏するということでぜひ聴いてみたいと思った。また、指揮がタカーチ=ナジとあって興味を惹かれた。タカーチSQのバルトーク弦楽四重奏曲のCDは84年版も96年版も好きだし、アンドラーシュ=シフとのブラームスピアノ五重奏曲も好きだ。でもタカーチ=ナジの演奏を生で聴いたことはない。演奏曲目が別のものだったら良かったのにと思いつつ、興味本位でチケットを買った演奏会だった。 少し早く四ツ谷についてのんびりとお堀に沿って歩いていたら、ニューオオタニの方からタカーチ=ナジとコンサートマスターの千々岩さんと思しき二人連れが歩いて来るのが見えた。ナジは髪が薄くなったとはいえ長身で素敵だった。いつも大きいなと感じるバラホフスキーとステージで並んでも、さほど身長は違わなかった。 紀尾井シンフォニエッタは室内オケとは思えないほど音量が豊かで、室内オケだからこそのアンサンブルの良さがあって心地よい。チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲は特に好きな曲ではないけども、バラホフスキーの演奏はソリストとして目立ちすぎることなく、無難ではあるけれども凡庸な演奏ではなかったため、新鮮に感じられた。 この日はアルヴォ・ペルト80歳の誕生日ということで、またおそらく911への追悼と鎮魂を込めてフラトレスがアンコールで演奏された。クレーメルの演奏を聴きなれていたせいか、それと比較すると攻撃的でない穏やかな静けさが感じられた。

11)09.14 ニコライ・ルガンスキー
  ヤマハホール

●フランク,H.バウアー編曲:前奏曲、フーガと変奏曲ロ短調Op.18
●シューベルト:ピアノソナタ第19番ハ短調D958 ★★
●グリーグ:抒情小曲集より第1集Op.12-1アリエッタ
     第3集Op.43-1蝶々★
     第8集Op.65-6トロルハウゲンの婚礼の日★★
●チャイコフスキー:ピアノソナタ(大ソナタ)ト長調Op.37★
【アンコール】
●N.メトネル/忘れられた調べ より カンツォーナ・セレナータ
●S.ラフマニノフ/楽興の時 第4番 ホ短調 Op.16
●N.カプースチン/インテルメッツォ ★★★
●P.チャイコフスキー(ラフマニノフ編)/ララバイ Op.16
●F.ショパン/ワルツ 第7番 嬰ハ短調 Op.64-2

ロシア人の体力は底知れずなのか?アンコールだけで30分以上演奏していた。 年齢からすると今のルガンスキーはテクニックの冴えと表現の豊かさとのバランスが取れている時期なのだろう。ヤマハホールという小さな器ではもったいない様な気がした。もっと多くの人に聴いてもらえたらいいのに、ということと同時に、決して音響が悪いホールではないけれども、全身に音を浴びるような感覚を味わえるホールが他にある。ステージ前方からの音圧が強い分明瞭な音は聴こえるので、ピアノのレッスンをしている人には聞きやすくていいかもしれない。ヤマハのピアノは芯のある素直な立ち上がりの音をしていたと思う反面、華やかさは少な目だったかも。

12)09.30 ペライア;ハイティンク:LSO 
  川崎ミューザ

●モーツァルト ピアノ協奏曲第24番ハ短調K.491
●ブルックナー 交響曲第7番(ノヴァーク版)★★★

ペライアのモーツァルトは美しかったとは思うのだけれど、感動には至らず途中で眠くなってしまった。一方ブルックナーの方は、感動と興奮が押し寄せてきて、圧倒された。正直言ってブルックナーの曲は少し前まで掴みどころがなくて苦手だったのだけれど、チェリビダッケのCDを集中して聴いてから面白さが多少なりとも分かりかけてきた気がする。とにかく音楽の内容を理解できようが、できまいが、生の演奏ではエネルギーの発散と収束がダイナミックに変化して渦巻くさまに魅了される。ワーグナーチューバの不安定な音に多少の戸惑いはあったが、そんなことは些細なことだった。弦楽器も木管楽器も力強く、金管楽器は神々しかったし、炸裂するティンパニーも魅力的だ。ハイティンクは大仰なことはせずとも要所を押さえて精力的な指揮ぶりであった。ブルックナーの交響曲こそ、川崎ミューザが本領を発揮するホールであることを示した。

13)10.04 ハーゲンカルテット&イェルク・ヴィトマン
  トッパンホール

●モーツァルト 弦楽四重奏曲第20番ニ長調K499
          《ホフマイスター》★
●モーツァルト クラリネット五重奏曲イ長調K581 ★★
●ブラームス クラリネット五重奏曲ロ短調Op.115 ★★

ハーゲンカルテットが優れた演奏家であることは周知のこととして、ヴィトマンについては全く予備知識がなかったけれども、モーツァルトとブラームスのクラリネット五重奏曲が聴きたくてこの演奏会を楽しみにしていた。期待を裏切らないしっとりとした情感溢れる演奏だった。 ハーゲンカルテットも依然はもっと尖がった音楽を奏でていたと思うが、今回はプログラムのせいもあるかもしれないが、全体的に柔らかさを感じられる演奏だった。

14) 11.14 クリスティアン・テツラフ バッハ無伴奏 ★
  紀尾井ホール
旅行先の青森から向かったので少々疲れていて、寝てしまったらどうしようかと心配しながら席に着いた。2011年の演奏は、いかにもテツラフらしい鋭利な刃物のような切れ味の、鬼気迫るものだったが、今回の演奏は全体的には無理をせず細部まで丁寧に作りこんだ演奏だった。2011年トッパンホールでは2晩に分けて演奏したものを1晩で全曲演奏したのだから、相当疲れたに違いない。最後は少し雑になったところもあったようだけれど、それでも全体としては十分な量感と滑らかな質感をもった石の彫刻を仕上げたかのような達成感があった。

2015年 舞台鑑賞記録(1)

舞台鑑賞記録の一部を。

01) 02.07 名曲全集/後期第105回

シュテファン・アントン・レック:東京交響楽団
オルガン:ルドルフ・ルッツ東京交響楽団
ミューザ川崎 シンフォニーホール
●レスピーギ:交響詩「ローマの噴水」
●バーバー:トッカータ・フェスティーヴァ 作品36
【オルガン アンコール】
●バルトーク:管弦楽のための協奏曲

2014年末のBRの演奏を思い出した。同じ2階席中央で聴いたにもかかわらず、音圧が全く異なる。東京交響楽団が下手でこの日の演奏が特に悪かったとは思わないけれど、このオケは女性奏者が多いせいか音量が足りず迫力不足だったのは否めない。

 

02) 02.26 アンドレアス・オッテンザマー
       ピアノ:ホセ・ガヤルド
   トッパンホール 
●ウェーバー:大協奏的二重奏曲 変ホ長調 Op.48
●ピアソラ:《タンゴの歴史》より 〈ボルデル1900〉〈カフェ1930〉〈ナイトクラブ1960〉
●ガルデル:ポル・ウナ・カベサ ★
●アンヘル・ビジョルド:エル・チョクロ *ピアノ・ソロ
●レオ・ヴェイネル:ペレグの新兵募集の踊り Op.40 ★
●ブラームス:クラリネット・ソナタ第1番 ヘ短調 Op.120-1 ★★
●レオ・ヴェイネル:2つの楽章
【アンコール】
●テンプルトン:ポケットサイズソナタ第3番
●ガーシュウィン:前奏曲第1番 ★
●テンプルトン:ポケットサイズソナタ第1番

 

03) 03.03 イェフム・ブロンフマン
   トッパンホール
●プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第6番 イ長調 作品82 ★
                  第7番 変ロ長調 作品83 ★★                   第8番 変ロ長調 作品84 ★★★
【アンコール】
●スカルラッティ:ソナタ ハ短調 K11 ★★
●ショパン:12の練習曲より 第8曲 ヘ長調 Op.10-8 ★★

04) 03.04 ハーン;サロネン:フィルハーモニア管弦楽団
  サントリーホール
●シベリウス:トゥオネラの白鳥 ★★
●ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ★★★
【ヴァイオリン アンコール】
●バッハ:無伴奏パルティータ3番 ジーグ ★★★
●シベリウス:交響曲第5番 作品 ★★
【アンコール】
●シベリウス:悲しきワルツ ★★


05) 03.31 アレクサンドル・メルニコフ
  上野学園石橋メモリアルホール
 東京・春・音楽祭2015 《24の前奏曲》シリーズ
vol.2 ~銘器プレイエル(1910年製)で弾くドビュッシー
●ドビュッシー 前奏曲集第1&2巻 ★★
【アンコール】
●プロコフィエフ 束の間の幻影 より Ridicolosamente
●ラフマニノフ 13の前奏曲 より 第5番 ト長調
●ブラームス 幻想曲 作品116-2 ★
年代物のプレイエルからメルニコフは柔らかな音を紡ぎだし、その音は反響した後もそれぞれの軌跡が見えるようで、ドビュッシーの描く世界を堪能した。そこには強い感情の渦はなく、環境音楽のように情景が次々と流れていくようだった。一方、メランコリーが溢れるブラームスの演奏はお手の物で、今回のプログラム全体を通して微妙な色彩の変化を描くことにかけては優れている。


06) 05.24 庄司紗矢香&カシオーリ
  さいたま芸術劇場音楽ホール
●モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第35(27)番 ト長調 KV 379(373a)
●ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第6番 イ長調 作品30-1
●ストラヴィンスキー:イタリア組曲 ★★
●ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ ト長調 ★★
【アンコール曲】
●シュニトケ:祝賀ロンド
●シルヴェストロフ:《ヴァイオリンとピアノのためのポスト・スクリプトゥム》より第2楽章
前回この二人のベートーヴェンを聴いたときには、相性が良くないのではないかと思い満足できなかったけれど、今回もベートーヴェンに関しては前回よりはぎこちなさを感じずに聴くことができたかな、という程度だった。しかし後半に入って、近・現代の作品になった途端、二人が自由に呼吸ができ、楽しく聴くことができた。


07) 06.08 ルノー・カプソン&ダヴィッド・カドゥシュ
  トッパンホール
●モーツァルト ヴァイオリンソナタ変ロ長調K454
●ベートーヴェン ヴァイオリンソナタ第7番ハ短調Op.30-2
●シューベルト 幻想曲ハ長調D934 ★★
【アンコール曲】
●クライスラー : 愛の悲しみ ★★
●パラディース : シチリアーナ ★★★
カプソンに関しては、いつ聴いても満足できるクオリティを持っている。ただ、カドゥシュは表現力が弱いというか、前回も今回も準備不足ではないかという気がしている。メインプログラムとして据えたシューベルトの幻想曲はピアノパートも難しいと思うのだけれど、この曲は二人の息が合ってシューベルトらしい妖しく美しい歌が情熱的に繰り広げられた。またアンコールのシチリアーナは美音を満喫させてくれた。彼の演奏会は今回も早めに終了し、幸せな気分で家路に着いた。


08) 06.25 アファナシエフ
  トッパンホール
●J.S.バッハ: 平均律クラヴィーア曲集第1巻より 第1番 ハ長調 BWV846
     / 第8番 変ホ短調 BWV853
     / 第22番 変ロ短調 BWV867
●シルヴェストロフ:オーラル・ミュージック
●シルヴェストロフ:サンクトゥス/ベネディクトゥス
●J.S.バッハ: 平均律クラヴィーア曲集第2巻より★★
         第5番 ニ長調 BWV874
       第7番 変ホ長調 BWV876
       第8番 嬰ニ短調 BWV877
       第9番 ホ長調 BWV878
      第14番 嬰ヘ短調 BWV883
       第16番 ト短調 BWV885
【アンコール】
●ショパン:マズルカ第47番 イ短調 Op.68-2 ★
いつか聴きたいと思っていたアファナシエフの実演にやっと接することができた。独特のリズム感とフレージングが効いてユニーク。 前半は最前列中央で終始居眠りする人のすぐ後ろの席だったため、私も含めてあまり良い気分ではなかったけれど、彼の眠り人は休憩時間に移動させられたようで後半はアファナシエフもノリノリの演奏。盛大な拍手を貰って照れくさそうに笑う様子が印象的だった。

2014年12月24日 (水)

2014年 舞台鑑賞記録

感想も少しは書いたのだが、今年鑑賞した演奏&舞台の記録を簡単に。

01) 01.09 ニューイヤーコンサート
    トッパンホール 

02) 01.23 クリスティアン・ツィメルマン ★
     フィリアホール 
   ●ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第30番 ホ長調 作品109
               第31番 変イ長調 作品110
               第32番 ハ短調 作品111

03) 03.15 北村朋幹 
     彩の国さいたま芸術劇場 音楽ホール
   ●シューマン:4つのフーガ 作品72
   ●ベリオ:セクエンツァ IV ★★
   ●スクリャービン:ソナタ第10番 作品70
   ●ベートーヴェン:ソナタ第29番 変ロ長調 作品106
                          「ハンマークラヴィーア」
   【アンコール曲】
   J. S. バッハ:《シンフォニア(3声のインヴェンション)》より
                     第11番 ト短調 BWV 797
   ベートーヴェン:《11の新しいバガテル》作品119より
                     第11番 変ロ長調

04) 03.20 パリ・オペラ座「椿姫」 ★★ 
     東京文化会館 
     演奏:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
     指揮:ジェームズ・タグル
     ピアノ:エマニュエル・ストロセール、
    フレデリック・ヴェス=クニテール
     マルグリット:オレリー・デュポン
     アルマン:エルヴェ・モロー
     デュヴァル:ミカエル・ドナール 

05) 04.05 能
    よみうり大手町ホール

06) 04.08 レイフ・オヴェ・アンスネス
     武蔵野市民文化会館 小ホール
    ●ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第11番 変ロ長調 op.22
    ●ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第28番 イ長調 op.101
    ●ベートーヴェン:創作主題による6つの変奏曲 op.34
    ●ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第23番 ヘ短調 op.57「熱情」
    【アンコール】
   ベートーヴェン:「7つのバカテル」より第1番
                         「ピアノ・ソナタ第22番 op.54」より第2楽章  ★★

07) 04.18  クレーメル;デイヴィッド・ジンマン
             :チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団
     サントリーホール
    ●ベートーヴェン: ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.61
    【ヴァイオリン アンコール】
     イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調『バラード』★★★
    ●ブラームス:交響曲第1番 ハ短調 op. 68
    【アンコール】
    ブラームス:ハンガリー舞曲第1番

08) 06.10 コパチンスカヤ ピアノ:リフシッツ
    トッパンホール 
   ●C.P.E.バッハ:幻想曲 嬰ヘ短調 Wq80
   ●シマノフスキ:神話―3つの詩 Op.30
                       アレトゥーザの泉/ナルシス/ドリアードとパン
   ●シェーンベルク:幻想曲 Op.47
   ●プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ第1番 ヘ短調 Op.80 ★★

  
09) 07.20 アリーナ・コジョカル〈ドリーム・プロジェクト2014〉
     ゆうぽうとホール
  ◆第1部◆
  ●「オープニング」
    振付:ペタル・ミラー=アッシュモール
  音楽:アレクサンドル・グラズノフ
   アリーナ・コジョカル
   オヴィデュー・マテイ・ヤンク、ロベルト・エナシェ、堀内尚平、
   クリスティアン・プレダ、ルーカス・キャンベル
  ●「エスメラルダ」
     振付:マリウス・プティパ
  音楽:チェーザレ・プーニ
  日高世菜、ダヴィッド・チェンツェミエック
  ●「ラプソディー」より  ★★★
     振付:フレデリック・アシュトン
    音楽:セルゲイ・ラフマニノフ
     吉田都、スティーヴン・マックレー
  ●「HETのための2つの小品」
     振付:ハンス・ファン・マーネン
    音楽:エリッキ=スヴェン・トゥール、アルヴォ・ペルト
     ユルギータ・ドロニナ、イサック・エルナンデス
  ●「眠れる森の美女」より グラン・パ・ド・ドゥ
      振付:マリウス・プティパ
    音楽:ピョートル・I. チャイコフスキー
      ローレン・カスバートソン、ワディム・ムンダギロフ
  ●〈本日の特別プログラム〉 「アイ・ガット・リズム」
      振付:スティーヴン・マックレー
     音楽:ジョージ・ガーシュウィン
      スティーヴン・マックレー
  ●リリオム」より ベンチのパ・ド・ドゥ ★
     振付:ジョン・ノイマイヤー
    音楽:ミシェル・ルグラン
     アリーナ・コジョカル、カーステン・ユング
  ◆第2部◆
  ●「白鳥の湖」 第2幕より ★
     振付:レフ・イワーノフ
    音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー
     アリーナ・コジョカル、ヨハン・コボー
     東京バレエ団
  ◆第3部◆
  ●「海賊」 ディヴェルティスマン
     振付:マリウス・プティパ
    音楽:リッカルド・ドリゴ
     アリーナ・コジョカル、ユルギータ・ドロニナ、日高世菜、
     ローレン・カスバートソン、ヨハン・コボー、
  スティーヴン・マックレー、ダヴィッド・チェンツェミエック、
     ワディム・ムンタギロフ、イサック・エルナンデス

10) 07.31  エトワール・ガラ Aプロ
  オーチャードホール
 ●『ジュエルズ』より“ダイヤモンド”
   振付:バランシン
   ローラ・エケ、オードリック・ベザール
 ●『マノン』第1幕よりデ・グリューのヴァリエーションとパ・ド・ドウ
   振付:マクミラン
   アザベル・シアラヴォラ、フリーデマン・フォーゲル
 ●『白鳥の湖』第2幕よりアダージョとヴァリエーション ★★
   振付:ヌレエフ
   アマンディーヌ・アルビッソン、マチュー・ガニオ
 ●『マーラー交響曲第3番』より ★★★
   振付:ノイマイヤー
   シルヴィア・アッツオーニ、アレクサンドル・リアブコ
 ●「3つの前奏曲」
   振付:ベン・スティーブソン
   ドロテ・ジルベール、オードリック・ベザール
   ピアノ:金子三勇士
 ●「月の光」
   振付:イリ・ブベニチェク
   エルヴェ・モロー
   ピアノ:金子三勇士
 ●『オネーギン』より“鏡のパ・ド・ドゥ” ★★
   振付:クランコ
   アマンディーヌ・アルビッソン、フリーデマン・フォーゲル
 ●『アルルの女』より ★★★
   振付:プティ
   シルヴィア・アッツォーニ、アレクサンドル・リアブコ
 ●『イン・ザ・ナイト』 ★
   振付:ロビンズ
   イザベル・シアラヴォラ、バンジャマン・ペッシュ
   ドロテ・ジルベール、マチュー・ガニオ
   ローラ・エケ、エルヴェ・モロー

11) 08.08 ロイヤル・エレガンスの夕べ ★
  日本青年館

12) 08.23 フォレスタ×日本フィル:大友直人
  大宮ソニックシティ

13) 10.01 アルカント・カルテット
  トッパンホール
 ●シューベルト:弦楽四重奏曲第12番 ハ短調 D703 《四重奏断章》
 ●ボッケリーニ:弦楽五重奏曲 ト短調 Op.37-2 G362
 ●シューベルト:弦楽五重奏曲 ハ長調 D956 ★★★
  【アンコール】
  ボッケリーニ 弦楽五重奏曲 ト短調 第4楽章 ★★★

14) 10.07 テツラフ・カルテット
  紀尾井ホール
 ●モーツァルト:弦楽四重奏曲第15番ニ短調 KV421
 ●ヴィトマン:弦楽四重奏曲第3番「狩りの四重奏曲」 ★
 ●ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第15番イ短調 Op. 132 ★★
  【アンコール】
  ハイドン:弦楽四重奏曲第33番ト短調
        Op.20-3より第2楽章メヌエット

15) 10.15 ゲルギエフ:マリインスキー
  サントリーホール
 ●ストラヴィンスキー:火の鳥 ★★
          ペトルーシュカ ★★★
          春の祭典 ★★★
 【アンコール】
  リャードフ :バーバ・ヤガー

16) 11.05 ティル・フェルナー
  トッパンホール
 ●モーツァルト:ロンド イ短調 K511
 ●J.S.バッハ:平均律第2巻より第5番BWV874
              第6番 BWV875
              第7番 BWV876
              第8番 BWV877
 ●ハイドン:ソナタ ニ長調 Hob.XVI-37 ★
 ●シューマン:ダヴィッド同盟舞曲集 Op.6 ★★
  【アンコール】
  リスト : 《巡礼の年 第1年 スイス》より
                 第2曲 ワレンシュタット湖畔で ★★★

17) 11.07 華麗なるオペラアリアの熱演!
  東京オペラシティ コンサートホール
  幸田浩子(S)、福井敬(T)、堀内康雄(Br)
  ヴィンチェンツォ・スカレーラ(Pf)
 ●プッチーニ「ラ・ボエーム」より
    二重唱“ああミミ、君はもう戻ってこない” 福井、堀内
 ●グノー「ロメオとジュリエット」より
    “私は夢に生きたい” 幸田 
 ●ロッシーニ「ウイリアム・テル」より
    “動くんじゃないぞ” 堀内
 ●ベッリーニ“清教徒”より ★
    “あなたの優しい声が” 幸田 
 ●ヴェルディ「ルイザ・ミラー」より ★★
    “穏やかな夜には” 福井
 ●ドニゼッティ「ルチア」より
    二重唱“そばに寄れ、ルチア”
 ●マスネ「ウェルテル」より
    “春風よ、なぜ私を目覚めさせるのか”
 ●ベッリーニ「清教徒」より
    “ああ、永遠におまえを失ってしまった”
 ●ヴェルディ「リゴレット」より ★
    “慕わしい人の名は” 幸田、福井
 【アンコール】
  トスティ:君なんかもう 堀内
  マスカーニ:アヴェ・マリア 幸田 ★★
  小林秀雄:落葉松 福井
  ヴェルディ:乾杯の歌 福井、幸田、堀内 ★

18) 11.09 バンジャマン・ミルピエ L.A.ダンス・プロジェクト
  さいたま芸術劇場
  『リフレクションズ』振付:ミルピエ
  『モーガンズ・ラスト・チャグ』振付:エマニュエル・ガット ★
  『クインテット』振付:フォーサイス

19) 11.21 ツィメルマン;ヤンソンス:BRSO
  川崎ミューザ
 ●ブラームス:ピアノ協奏曲第1番 ★★
 ●ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」-ラヴェル編曲 ★
  【アンコール】
  ヨハン・シュトラウス:ピツィカート・ポルカ ★
  ドヴォルザーク:スラブ舞曲第15番 ★★

20) 11.24 ツィメルマン;ヤンソンス:BRSO
  サントリーホール
 ●ブラームス:ピアノ協奏曲 ★
 ●ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」★★
  【アンコール】
  グリーク:ペール・ギュントより ソルヴェイグの歌 ★★
 
21) 12.03 ボリショイ劇場「ラ・バヤデール」★★★
  東京文化会館
  ザハロワ、ラントラートフ、アレクサンドロワ、ロジキン、

22) 12.11 クリスティアン・テツラフ;P.ヤルヴィ:ドイツカンマーフィル
  東京オペラシティ コンサートホール
 ●ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲Op.56a ★
 ●ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 ★★★
 ●ブラームス:交響曲第2番ニ長調 ★★★
  【アンコール】
  ・J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンソナタ 第3番
           ハ長調 BWV1005より「ラルゴ」
  ・ブラームス:ハンガリー舞曲 第3番 ヘ長調 ★
  ・ブラームス:ハンガリー舞曲 第5番 ト短調

*******************************

サントリーホール            3
東京文化会館 大ホール         2
川崎ミューザ              1
東京オペラシティ コンサートホール   2
さいたま芸術劇場 音楽ホール      1
大ホール       1
トッパンホール             4
紀尾井ホール              1
フィリアホール             1 
武蔵野市民文化会館 小ホール      1
オーチャードホール           1
日本青年館               1
ゆうぽうとホール            1
よみうり大手町ホール          1
大宮ソニックシティ           1

2014年1月16日 (木)

クリスティアン・ツィメルマン リサイタル 2013

2013.12.12 横浜みなとみらいホール
2013.12.21 所沢市民文化センター ミューズ アークホール

ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第30番 ホ長調 作品109
               第31番 変イ長調 作品110
               第32番 ハ短調 作品111

2009年にもベートーヴェンのピアノ・ソナタ第32番の演奏を聴いたが、インスタレーションのように感じられ、内心彼のターニングポイントだったのではないかと思っていたが、昨年の演奏はそれをさらに推し進めたものだったのではないかと思う。演奏を聴いてからかなり時間が経ってこれを書いているのは、事前にツィメルマン本人が語っていたのである程度予想はしていたものの、従来の演奏のプロトタイプには当てはまらない彼独自の表現世界を受け止め咀嚼するのに少し時間が必要だったことと、実際体調が万全でない状態で延期してでも、どうしても《今の》演奏を日本の聴衆と共有したいという熱い思いに酔ってその浮遊感を楽しみたかった。ところが年末年始にかけて国際政治上の駆け引きによって心が攪乱されて音楽の余韻が消されてしまったが、昨年の感想をとりあえずまとめた。

みなとみらいホールは久しぶりだった。関内に用事があり、馬車道を経由してゆっくり夕暮れ時の横浜を歩いてランドマークタワーを目指した。暗くなった馬車道は昔の印象とは異なって大衆的な店舗が増えたように思うけれど、銀座が変わったことを思えば同じなのだろう。桜木町の駅前には見慣れないビルが増え(一体何年前と比較しているのだと思われてもしかたない。)観覧車のイルミネーションを眺める観光客と足早に駅に向かう通勤客との対比が際立っていた。クイーンズスクエアのホールとホテルの間にクリスマスツリーがあって、大勢の人が記念撮影をしていた。点滅するイルミネーションは我慢するとしても、大音量で流される音楽には閉口した。いざホールが開場すると演奏開始前に「船が出るぞー!」という銅鑼の音が鳴り、地域色は感じられたものの予想外の音に面食らった。

ここからやっと本題。この日のツィメルマンはまだ本調子とは言えず、音を外したりすることもあったけれど、彼のやりたいことの方向性は示された。暗譜ではなく楽譜を置くことや譜めくりを自分ですることも、私は特に気にならない。あの横長の楽譜、前年と違って紙が薄いなとか、譜めくりが少なくて済むように詰め込んでいるのだろうけれど良く見えるな、などと思っていた。みなとみらいは1階2列目にいたせいで、ピアノの底から音が鳴って身体全体が共鳴しているのが感じられて大迫力だった。

所沢では1階5列目で、音が柔く、暖かいほのぼのとしたところもあって、ホールの音響特性と席の違いかと思っていたら、みなとみらいとは異なり、自分のピアノを持ち込んだらしい。「ツィメルマンはどうして所沢なんて遠いところが好きなのかしら。」と母が言っていた。夕方の渋滞時に車で行くのは時間がかかって嫌だと文句を言うのは自分勝手な理屈だけれども、音響と雰囲気の良さ、チケットの安さ(複数会場を複数枚ずつ買うのでこれは有難い)には、不便な立地を考慮しても余りある魅力がある。演奏に満足した帰り道は渋滞もなく1時間ほどで帰宅できて、「意外に近いのね。」と言っていたのはご愛嬌。
ところで昨年彼が履いていた靴が思い出せないのだが、ショパン・イヤーのときはエナメルの靴を履いていたように記憶している。今回はもう少しカジュアルな艶消しの革靴を履いていた。腰や左手だけでなく足にも違和感があるのかな。

30番における変奏曲は緩急、音量ともメリハリが効いていて、まるで即興であるかのよう。リヒテル晩年の演奏のような印象を受けた。この曲は誰の演奏を聴いても終わり方が唐突だなと感じるのだけれど、ツィメルマンは少し長めの余韻を残して静かにペダルを離した。

31番の1楽章は寂しげで不穏な影があっても全体的には平穏な時の流れを感じさせるけれど、2楽章は気持ちの悪い和音やメロディがいくつもあって私は好きではなかった。ところが、ツィメルマンの演奏では些細なことは大きな苦難、苦悩のうねりの中に隠されてしまった。3楽章はフーガの美しさが際立っていた。絶望のうちに死を迎えゴンゴンゴンと鐘が鳴って、葬儀が執り行われ昇天した、という風に聴こえた。

2009年に32番を演奏するにあたって、「歯が抜けた老人の様な演奏をする気はない」とかなんとか言っていたように記憶している。「歯が抜けた老人」とは、バックハウスかな、ルドルフ・ゼルキンかはたまたブレンデルのことかな、などと妄想していたけれど、つまり人生を達観したかのような演奏をするつもりはないという意味だったのだと思う。私は超高速と低速との対比が鮮やかなグールドと可憐とでもいうべきリヒテルの演奏が好き。色相は異なるもののいずれも色鮮やかで枯れていない。
2009年はロダンの「地獄の門」が見えたような気がしたけれど、今回の横浜での演奏は人生の機微における喜怒哀楽(30番)を経て死を迎え(31番)、死後最後の審判を迎える(32番)という一連の流れに感じられた。それはミケランジェロの「最後の審判」のように形式の整ったものというよりも、どちらかというとエル・グレコ(エル・グレコは敬虔なキリスト教徒だったようだが)の「フェリペ二世の栄光」のように異なる場面がコラージュされたようなどこか不気味な世界だった。また所沢では、さらにそれがキリスト教的なものにそうでない異教徒的なものが交じり合った不思議な感覚があって、かなり厳しく辛い状況が断続的に続いて、ブギウギのような部分もどちらかというと暗くふさぎ込んだ感じがして、天使の後光が射すかのようなトリルは美しいけれども、その天使の向こうには黒い雲が迫っているような感じがした。ベートーヴェンの根本にはキリスト教が浸み込んでいながら、どこか人間本位で宗教では救われないと思っていたのでは、という風に聴こえた。ところどころでヴェルディの「レクイエム 怒りの日」が感じられたり、モーツァルトの「レクイエム 涙の日」が感じられたりと、不思議なことがたくさん起き過ぎて混乱した。しかし、所沢でのツィメルマンは至ってご機嫌麗しく満足げだったので、あの時間と空間を共有できてうれしかった。

21日のアークホールは断続的にバキッ、バキッ、という音が高いところから降ってきて何の音か分からなかったけれど(パイプオルガンのパイプの音ではないかという意見を目にした。)、聴衆がたてているとは思えなかったので休憩後には止むかと期待したが、後半もやはり聞こえてきて残念だった。しかしこのことがある種のオカルト色を添えて不思議な効果を生んでいた。

ムンクの『叫び』があのような表現を取るに至った理由について考えたとツィメルマンがインタビューの中で語っていたが、それを読んだときには唐突な印象を受けたけれど、彼の演奏を聴いた後になってなんとなく理解できた気がする。美術書によれば、中心に描かれた人物が叫んでいるのではなく、実は叫び(幻聴?)を聴きたくないがために耳を塞いでいるのだと解説されている。難聴だったベートーヴェンは実際に耳に聞こえる音に対しては耳を塞ぐ必要はない。だから耳を塞ぐ必要があったのであれば、内なる苦悩、幻聴であったのだと思う。それを表現するためには単に耳に心地よい演奏をするわけにはいかないと考えたのだと思う。現代に古典を演奏する意義は作曲された当時の音を再現することではなく、現代の我々も抱えている普遍的魂の叫びを表現することなのだとツィメルマンは言いたかったのかもしれない。

ツィメルマンは今回の演奏をするにあたってかなり長いインタビュー記事を公開した。いつも多くのことを語ろうとするけれど、例年以上に多くのことを語っている。日本語訳を読んでいるだけで彼独特の言い回しが感じられて興味深かった。インタビュアーの青澤隆明さんとの相性が良いのかもしれない。その青澤さんが「あなたは思索家であり、ある意味では哲学者のようでもあり、同時に演奏家としては」といったことに対して「一方は手段で、もう一方は本質です。」と答えているところが彼の内面を端的に表している。
ツィメルマンはロマン主義的表現でなくても、《ロマンティック》に演奏することができると言っている。一般的にはツィメルマンの演奏がロマンティックと書かれることは少ないと思う。しかし実際の演奏を聴くと巨大な情熱に圧倒され感動するのだ。これこそが彼の言う《ロマンティック》なのだろう。

2013年12月23日 (月)

2013年 舞台鑑賞記録

01) 02.08 サロネン;アンスネス:フィルハーモニア管弦楽団
     サントリーホール
        ベートーヴェン:『シュテファン王』序曲
                            :ピアノ協奏曲第4番
        【アンコール】
         ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ22番第2楽章
         マーラー:交響曲第1番 「巨人」
        【アンコール】
         シベリウス:悲しきワルツ
  http://luncheon-today.cocolog-nifty.com/blog/2013/02/post-1188.html

02) 02.26 ハーゲンカルテット 
      トッパンホール
    ベートーヴェン弦楽四重奏曲全曲演奏会I
     第1番ヘ長調 Op.18-1
     第16番ヘ長調 Op.135
     第7番ヘ長調 Op.59-1《ラズモフスキー第1番》

03) 02.27 ハーゲンカルテット 
      トッパンホール
     ベートーヴェン弦楽四重奏曲全曲演奏会II
       第11番ヘ短調 Op.95
         第10番変ホ長調Op.74《ハープ》
         第6番変ロ長調Op.18-6

04) 03.01 ハーゲンカルテット 
      トッパンホール
     ベートーヴェン弦楽四重奏曲全曲演奏会III
       第15番イ短調 Op.132
         第8番ホ短調 Op.59-2《ラズモフスキー第2番》

05) 03.29 東京春音楽祭 アレクサンドル・メルニコフ
     東京文化会館 小ホール
         F.Schubert:幻想曲 ハ長調(さすらい人幻想曲)D.760
                        :3つの小品 D.946
         J.Brahms:シューマンの主題による変奏曲 Op.9
                      :幻想曲集 Op.116
        【アンコール】
         S.Prokofieff:つかの間の幻影 Op.22
         R.Schumann:子供の情景より第一曲、知らない国々
         F.Chopin:練習曲Op.10より第四曲
   http://luncheon-today.cocolog-nifty.com/blog/2013/04/post-4e66.html

06) 04.10 ステファヌ・ドゥヌーヴ:シュトゥットガルト放送交響楽団
     サントリーホール
       ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 op.77 三浦文彰
    【アンコール】 
       J.S.バッハ:
            無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番より
                    サラバンド
        ベルリオーズ:幻想交響曲 op.14
       【アンコール】
       ビゼー:アルルの女第二組曲から「ファランドール」 
       ラヴェル:『マ・メール・ロワ』からパゴダの女王レドロネット
   http://luncheon-today.cocolog-nifty.com/blog/2013/04/post-9c78.html

07) 04.20  ユジャ・ワン
     彩の国さいたま芸術劇場 音楽ホール
       スクリャービン:ピアノ・ソナタ第2番 嬰ト短調
                               作品19「幻想ソナタ」
                   ピアノ・ソナタ第6番 作品62
       ラヴェル:ラ・ヴァルス
       リーバーマン:ガーゴイル 作品29
       ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調
                   作品36(1931年改訂版)
     【アンコール】
       ラフマニノフ:《幻想小品集》作品3より 第1曲〈エレジー〉
       シューベルト(リスト編曲):糸を紡ぐグレートヒェン
       ビゼー(ホロヴィッツ編曲):《カルメン》のテーマによる変奏曲
       ショパン:ワルツ第7番 嬰ハ短調 作品64-2
  http://luncheon-today.cocolog-nifty.com/blog/2013/04/post-6180.html

08) 04.23 ルノー・カプソン ピアノ:ダヴィッド・カドゥシュ
     トッパンホール 
       ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ
       グリーグ:ヴァイオリン・ソナタ第3番ハ短調Op.45
       R.シュトラウス:ヴァイオリン・ソナタ変ホ長調Op.18
      【アンコール】
      コルンゴルト:歌劇《死の都》 Op.12より マリエッタのアリア
      レーガー:ロマンス ト長調
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09) 05.10 成田達輝 ピアノ:テオ・フシュヌレ
     トッパンホール
     ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第8番ト長調 Op.30-3
     フォーレ:ヴァイオリン・ソナタ第2番ホ短調 Op.108
     シマノフスキ:《神話》Op.30より〈アレトゥーサの泉〉
     フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調
    【アンコール】
     サン=サーンス:ロンド カプリチオーソ
    ドビュッシー:美しき夕べ
    パガニーニ:24の奇想曲より 第1番 ホ長調 

10) 05.13  アンドレアス・オッテンザマー ピアノ:菊池洋子
     武蔵野文化会館 小ホール
     チマローザ:協奏曲
       ウェーバー:コンチェルティーノop.26
       バーンスタイン:クラリネットとピアノのためのソナタ
       シューマン:幻想小曲集 op.73
       ビーチ:子守歌
       シュポア:幻想曲とダンツィの主題による幻想曲 op.81
       ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女
       ガーシュイン:3つの前奏曲より
                        Ⅰ.Allegro ben ritmato e deciso
       アレック・テンプルトン:ポケット・サイズ・ソナタ第1番より
                        Ⅰ.Improvisation
                        Ⅲ.In Rhythm
      【アンコール】
       プーランク:クラリネット・ソナタより第3楽章
       モンティ:チャルダッシュ
       フォーレ:組曲「ドリー」より子守唄
  http://luncheon-today.cocolog-nifty.com/blog/2013/05/post-f578.html

11) 06.12 マキシム・ヴェンゲーロフ ピアノ:ヴァグ・パピアン
          ヴェンゲーロフ・フェスティヴァル2013 リサイタル
    サントリーホール 
       ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第10番 ト長調 作品96
       フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調
       サン=サーンス:ハバネラ 作品83
                           :序奏とロンド・カプリチオーソ イ短調 作品28
      【アンコール】
       フォーレ 夢のあとに
       ブラームス ハンガリー舞曲5番
       マスネ タイスの瞑想曲
  http://luncheon-today.cocolog-nifty.com/blog/2013/06/post-443a.html

12) 07.14 英国ロイヤル・バレエ団「白鳥の湖」
     東京文化会館大ホール
     マリエネラ・ヌニュス、ティアゴ・ソアレス
  http://luncheon-today.cocolog-nifty.com/blog/2013/07/2013-c047.html

13) 08.21 ヴィシニョーワの華麗なる世界 Bプロ
     ゆうぽうとホール 
 ●「ドリーブ組曲」メラニー・ユレル マチアス・エイマン
  ●「レダと白鳥」上野水香 イーゴリ・コルプ
  ●「タランテラ」アシュレイ・ボーダー ホアキン・デ・ルース
  ●「精霊の踊り」デヴィッド・ホールバーグ
  ●「真夏の夜の夢」エレーヌ・ブシェ ディアゴ・ボァディン
  ●「カルメン」ディアナ・ヴィシニョーワ
               マルセロ・ゴメス イーゴリ・コルプ
                後藤晴雄 奈良春夏 東京バレエ団
  ●「眠れる森の美女」より第3幕のパ・ド・ドゥ
                メラニー・ユレル マチアス・エイマン
  ●「チーク・トゥ・チーク」上野水香 ルイジ・ボニーノ
  ●「ナウ・アンド・ゼン」エレーヌ・ブシェ ティアゴ・ボァディン
  ●「パリの炎」アシュレイ・ボーダー ホアキン・デ・ルース
  ●「椿姫」より第3幕のパ・ド・ドゥ 
                ディアナ・ヴィシニョーワ マルセロ・ゴメス
                ピアノ:菊池洋子
 http://luncheon-today.cocolog-nifty.com/blog/2013/08/b-03df.html

14) 09.17 モディリアーニSQ
     埼玉会館 
      ハイドン:弦楽四重奏曲第67番「ひばり」第1楽章
      ラヴェル:弦楽四重奏曲
       【アンコール】
      ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏のための2つの小品より
                                 ポルカ
 http://luncheon-today.cocolog-nifty.com/blog/2013/09/post-9950.html

15) 09.20 ミラノ・スカラ座「ロミオとジュリエット」
     東京文化会館 
     アリーナ・コジョカル、フリーデマン・フォーゲル
  http://luncheon-today.cocolog-nifty.com/blog/2013/09/post-b6d1.html

16) 10.05 福井敬 スペシャルリサイタル ピアノ:谷池重紬子
     浜離宮朝日ホール
      山田耕筰 鐘が鳴ります
      山田耕筰 松島音頭
      橋田國彦 お六娘
      山田耕筰 曼珠沙華
      中田喜直 サルビア
      高田三郎 くちなし
      服部正 野の羊
      木下牧子 乳母車
      ワーグナー 「ニュルンベルクのマイスタージンガー」より
       朝は薔薇色に輝き
      ヴェルディ 「リゴレット」より
       あれか、これか
       ほほの涙が
       女心の歌
      ワーグナー 「ワルキューレ」より
       冬の嵐は過ぎ去り

    年に一度の福井敬.net主催のリサイタルはいつも暖かい雰囲気の楽しいリサイタル。わが家からはアクセスがあまり良くないのでこれまで積極的に足を運ぶことがなかったけれど、福井さんのおかげで初めての浜離宮朝日ホール体験。ホール自体はこじんまりしていて悪くない。でも音響が素晴らしいという宣伝ほどには感じられず、少し地味かな。

17) 10.06 F.P.ツィンマーマン ピアノ:エンリコ・パーチェ
      トッパンホール
         J.S.バッハ ヴァイオリン・ソナタ
                第1番 ロ短調 BWV1014
                第2番 イ長調 BWV1015 
                第3番 ホ長調 BWV1016
                第4番 ハ短調 BWV1017
                第5番 ヘ短調 BWV1018
         第6番 ト長調 BWV1019
         【アンコール】
        BWV1019A Adagio
    http://luncheon-today.cocolog-nifty.com/blog/2013/10/fp-f42a.html

18) 10.19 マレー・ペライア
     さいたま芸術劇場 音楽ホール 
        J. S. バッハ:フランス組曲第4番 変ホ長調 BWV 815
        ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第23番 ヘ短調
                               作品57「熱情」
        シューマン:ウィーンの謝肉祭の道化
        ショパン:即興曲第2番 嬰へ長調 作品36
                   :スケルツォ第2番 変ロ短調 作品31
   http://luncheon-today.cocolog-nifty.com/blog/2013/10/post-17ac.html

19) 11.05 P.ヤルヴィ:パリ管弦楽団
     サントリーホール
        シベリウス:「カレリア」組曲
        リスト:ピアノ協奏曲第2番イ長調 S.125
          ピアノ:ジャン=フレデリック・ヌーブルジェ
       【アンコール】
       ラヴェル:「クープランの墓」から メヌエット
         サン=サーンス:交響曲第3番ハ短調
                               op.78「オルガン付き」
      オルガン:ティエリー・エスケシュ
     【アンコール】
      ビゼー:「子供の遊び」op.22から ギャロップ
      ベルリオーズ:劇的物語「ファウストの傲罰」op.24から
         ラコッツィ行進曲
      ビゼー:オペラ「カルメン」から前奏曲
  http://luncheon-today.cocolog-nifty.com/blog/2013/11/post-67d8.html

20) 11.08 ティーレマン:VPO
      サントリーホール 
         ベートーヴェン 交響曲第1番ハ長調op.21 
                   交響曲第2番ニ長調op.36
                    交響曲第3番変ホ長調op.55「英雄」
  http://luncheon-today.cocolog-nifty.com/blog/2013/11/vpo2013-9637.html

21) 11.24  エリック・ハイドシェック
     プラザノース ホール 
        ヘンデル:前奏曲~組曲第1番 イ長調HWV426より
        J.S.バッハ:前奏曲~平均律クラヴィーア曲集
                        第2巻第19番 イ長調BWV888より
        モーツァルト:アダージョ~ピアノソナタ第4番
                         変ホ長調K.282より
        ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第5番 ハ短調 作品10-1
                    :6つのバガテル 作品126
         シューベルト:楽興の時第2番 変イ長調 作品94 D.780
        【アンコール】
         バッハ:プレリュードG minor
         ドビュッシー:前奏曲第1集 L117-6.雪の上の足跡
         フォーレ:ノクターンNo.11
         ドビュッシー:前奏曲第2集 L123-2.枯葉

   喜寿のピアニストはしっかりとした力強いタッチで、なかなか硬派の演奏。
   雰囲気はアットホームで、町内のご隠居が開いたマスタークラスとでもいったところ。特にアンコールになると、英語で身振り手振りを交えて楽しそうに説明をする。
   ドビュッシーの雪の上の足跡はユーモアがあり、かつ寂寥感もあり、まさに達人の描く世界に思わず引き込まれた。

22) 12.17 ラファウ・ブレハッチ 
     さいたま芸術劇場 音楽ホール
    ピアノ・エトワール シリーズ アンコール! vol.1
      ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第7番 ニ長調 作品10-3
        シマノフスキ:ピアノ・ソナタ第1番 ハ短調 作品8
        ショパン:夜想曲第10番 変イ長調 作品32-2
          ポロネーズ第3番 イ長調 「軍隊」・第4番 ハ短調
          3つのマズルカ 作品63
          スケルツォ第3番 嬰ハ短調 作品39
  http://luncheon-today.cocolog-nifty.com/blog/2013/12/post-058c.html

23) 12.12 クリスティアン・ツィメルマン
    みなとみらい大ホール
         ベートーヴェン ピアノ・ソナタ
                                     第30番 ホ長調 作品109
                                     第31番 変イ長調 作品110
                                     第32番 ハ短調 作品111

24) 12.13 菊池洋子
      紀尾井ホール
       シューマン:交響的練習曲
         チャイコフスキー/菊池洋子:白鳥の湖より 情景
         アルベニス:組曲《スペイン》より タンゴ
         ベートーヴェン:エリーゼのために
         ラヴェル:ソナチネ第2楽章メルエット
         ドビュッシー:アラベスク第1番
         モーツァルト/リスト:アヴェ・ヴェルム・コルプス   
         シャブリエ:ワルツ~10の絵画風小品より スケルツォ
         リスト:愛の夢第3番
         グリュンフェルト:ウィーンの夜会
           ~J.シュトラウスⅡ《こうもり》のワルツ主題による
           演奏会用パラフレーズ Op.56
        【アンコール】
         モーツァルト:ピアノ・ソナタ変ロ長調 K.570より第3楽章
         クルターク:「遊び」より
         モーツァルト:ピアノ・ソナタ第11番
                          イ長調 K.331より第3楽章
   http://luncheon-today.cocolog-nifty.com/blog/2013/12/post-175b.html

25) 12.21 クリスティアン・ツィメルマン
     所沢ミューズ・アークホール 
      ベートーヴェン ピアノ・ソナタ
                                   第30番 ホ長調 作品109
                                   第31番 変イ長調 作品110
                                   第32番 ハ短調 作品111

トッパンホール           6
サントリーホール          5
さいたま芸術劇場音楽ホール  3
東京文化会館大ホール          2
東京文化会館小ホール          1
武蔵野市民文化会館小ホール 1
ゆうぽうと                              1
埼玉会館大ホール                 1
プラザノースホール                1
浜離宮朝日ホール                  1
みなとみらい大ホール            1
所沢ミューズ・アークホール   1
紀尾井ホール           1

来年フィリアホールでもう一度ツィメルマンを聴く予定。みなとみらいと所沢の感想は年末年始にゆっくりまとめようかな。

それではみなさまどうぞよいお年をお迎えください。

2013年12月 5日 (木)

モーツァルトとツィメルマン

今日はモーツァルトの命日、そしてツィメルマン氏のお誕生日。

モーツァルトのヴァイオリンソナタを聴いている。一番よく聴くハスキル&グリュミオーは改めてハスキルの演奏が素晴らしいと感じたし、ヘブラー&シェリングを見直してみたり、心に染み入るK.304 E-molでのズスケの演奏を久しぶりに聴いたりした。でもやはり、今日はクレーメルのK.404が一番ぴったりする。何と言っても2007年サントリーホール、クレーメル&ツィメルマン ブラームス・ヴァイオリン・ソナタ演奏会でのアンコール、風で飛ばされそうになった楽譜をパシッと左手で押さえた姿が忘れられないから。

2007年クレーメル&ツィメルマンのワールドツアー中にアメリカで交通事故に見舞われて来日が危ぶまれたけれど、クレーメルと一緒だったからツアーを続けることができた旨の話をしていたと思う。日本にはバレエで足を挫いた時等に海外のスター御用達の鍼灸師がいるらしいのでジャパンアーツさん教えてあげてね、ってジャパンアーツはバレエも招聘しているのだからもうすでに紹介済みかしら。

年末年始のベートーヴェンも、来秋のブラームスもとても楽しみにしています。
良き一年となりますように。

2013年11月18日 (月)

ツィメルマン・リサイタル延期につき

ツィメルマンのリサイタルが腰痛のため延期された。2010年のショパン・イヤーの時にも腰を痛めていて、椅子の座面が斜めになったものを使っていた。ジャパン・アーツからは今回の腰痛は急性と発表されているけれど、どうか無理のないようにしてほしい。

ともかく11月24日は所沢に行く予定が無くなったため、急遽エリック・ハイドシェックのチケットを取った。彼は今年喜寿とのこと。ポリーニよりも年上の彼がどんな演奏をするのか楽しみ。ハイドシェックのCDはリスト名曲集(これがロマンティックで、深い静かな悲しみを湛えていてとても良い)を聴いたことがあるだけで、実演にはまだ接したことがない。今回の演奏曲目を見ると、ヘンデル、バッハ、モーツァルト、ベートーヴェン、シューベルトとドイツ・オーストリア系の古典を持ってきているので、ガンガン煽るような演奏は考えていないだろうと思われる。ツィメルマンが70歳を超えたらどんな演奏をするのだろうか。ルビンシュタインやホロヴィッツのように高齢になってもガンガン飛ばしていく様な気もする。

日本公演最後だったはずのみなとみらいが初日に、2番目だったフィリアが最終公演となり前後がひっくり返った。お誕生日とリサイタル前半を日本で過ごして、クリスマスに一旦帰国して、新年明け再度来日するのかしら。幼少時に公害のため空気が悪かったせいで呼吸器系が弱いということを何かで読んだ気がする。日本の冬は空気が乾燥するので、咽喉や気管支にも気を付けてお大事に。

2012年12月14日 (金)

2012年 演奏会・舞台鑑賞記録

演奏会もバレエも2012年はお終い。
前半は少なめだったのが、怒涛の11月があったために、合計24公演。
バレエの感想が未だ書けていないけれど、いつか書けるかもしれない。今年はボリショイとマリインスキーが来てバレエフェスもあって、公演数は少なめだったけれども2枚ずつチケット買うと結構な出費。来年はヨーロッパのメジャーオケが大集合でVPO、BPO、RCO、LSO、PO、パリ管に加えてルツェルン祝祭管も来るらしい。夜出歩いてばかりもいられなくなりそうで、一体どこを削るべきか思案中。たぶん来年も室内楽中心の鑑賞になりそうです。

少し早いけれど、皆様どうぞよいお年をお迎えください。

**************************

01) 01.15 アルカント・カルテット トッパンホール
   http://luncheon-today.cocolog-nifty.com/blog/2012/01/post-8e12.html

   バルトーク:弦楽四重奏曲第6番

   ハイドン:弦楽四重奏曲 ロ短調 Op.64-2 Hob.III-68

   ドビュッシー:弦楽四重奏曲 ト短調 Op.10

   【アンコール】
   クルターク:5つの楽興の時より カプリッチョ

   ブラームス:弦楽四重奏曲第3番より 第3楽章

   J.S.バッハ:フーガの技法 BWV1080より コントラプンクトゥス

02) 01.31 ボリショイ劇場「スパルタクス」 東京文化会館
   http://luncheon-today.cocolog-nifty.com/blog/2012/02/post-99d7.html

03) 02.23 アリーナ・コジョカル ドリームプロジェクトBプロ
             ゆうぽうと
   http://luncheon-today.cocolog-nifty.com/blog/2012/03/b-9db8.html
   「ラリナ・ワルツ」振付:リアム・スカーレット
     音楽:P.I.チャイコフスキー
   「タランテラ」振付:ジョージ・バランシン
     音楽:ルイス・モロー・ゴットシャルク
   「くるみ割り人形」より グラン・パ・ド・ドゥ
     原振付:ワシリー・ワイノーネン  音楽:P.I.チャイコフスキー
   「ディアナとアクテオン」振付:アグリッピーナ・ワガノワ
   音楽:チェーザレ・ブーニ
   「椿姫」より第3幕のパ・ド・ドゥ 振付:ジョン・ノイマイヤー
    音楽:フレデリック・ショパン
   「ザ・レッスン」振付・デザイン:フレミング・フリント
    音楽:ジョルジュ・ドルリュー
   「ドン・キホーテ」デヴェルティスマン 原振付:マリウス・プティパ
    音楽:レオン・ミンクス

04) 04.04 トヨタ・マスター・プレイヤーズ ウィーン サントリーホール
   http://luncheon-today.cocolog-nifty.com/blog/2012/05/post-53c6.html

   J.シュトラウスⅡ:ワルツ『春の声』 op.410
    :オペレッタ『こうもり』序曲
    :オペレッタ『こうもり』から「侯爵様、あなたのようなお方は」
    :オペレッタ『こうもり』から「田舎娘の姿で」

   シューベルト:イタリア風序曲 ハ長調 D591
    :オッフェルトリウム『心に悲しみを抱きて』 ハ長調 D136

   ベートーヴェン:ロマンス第2番 ヘ長調 op.50

   モーツァルト:交響曲第40番 ト短調 K550

   【アンコール】
   J.シュトラウスⅡ世  騎士パズマンのチャールダッシュ
   J.シュトラウスⅡ世 トリッチ・トラッチ・ポルカ

05) 04.07 山根一仁 ランチタイムコンサート トッパンホール
   http://luncheon-today.cocolog-nifty.com/blog/2012/05/post-17fa.html
    ピアノ:鈴木慎崇

   ブラームス ヴァイオリンソナタ第1番 ト長調 Op.78

   ワックスマン:カルメン幻想曲

   【アンコール】
   クライスラー:中国の太鼓 Op.3

   バッツィーニ:妖精の踊り Op.25

06) 04.21 レ・ヴァン・フランセ さいたま芸術劇場
   http://luncheon-today.cocolog-nifty.com/blog/2012/04/post-610c.html

   バーバー:夏の音楽

   ルイーズ・ファランク:六重奏曲

   モーツァルト:ピアノと管楽のための五重奏曲 変ホ長調 KV 452

   ヴェレシュ・シャンドール:オーボエ、クラリネット、バソンのためのソナチネ

   プーランク:六重奏曲

   【アンコール】
   ルーセル:ディヴェルティスマン(ディヴェルティメント) 作品6

   テュイレ:《六重奏曲 変ロ長調》作品6より 第3楽章 ガヴォット

07) 04.30 クリスティアン・テツラフ トッパンホール

   シマノフスキ:《神話》 Op.30

   イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番 ト短調 Op.27-1

   パガニーニ:24の奇想曲 Op.1より 4曲

   クルターク:《サイン、ゲーム、メッセージ》より/《ピパルティータ》 他

   エネスク:ヴァイオリン・ソナタ第2番 ヘ短調 Op.6

   【アンコール】
   ドヴォルジャーク:ソナチネ ト長調 Op.100より
  第4楽章 Allegro/第2楽章 Larghetto
   http://luncheon-today.cocolog-nifty.com/blog/2012/05/with2012-20ee.html

08) 06.09 エフゲニ・ボジャノフ さいたま芸術劇場
     ピアノ・エトワール シリーズ Vol.18

   ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第18番 変ホ長調 作品31-3

   ショパン
  :マズルカ 第21番 嬰ハ短調 作品30-4
    マズルカ第26番 嬰ハ短調 作品41-1
    マズルカ第32番 嬰ハ短調 作品50-3
    ワルツ第8番 変イ長調 作品64-3
    ワルツ第5番 変イ長調 作品42
    ワルツ第1番 変ホ長調 作品18 「華麗なる大円舞曲」

   リスト:エステ荘の噴水
    ダンテを読んで―ソナタ風幻想曲
    オーベルマンの谷
    グノーの歌劇《ファウスト》からのワルツ

   【アンコール】
   シューベルト作曲 リスト編曲 セレナーデ

   ショパン:英雄ポロネーズ
   http://luncheon-today.cocolog-nifty.com/blog/2012/06/post-fc0c.html

09) 07.20 五嶋みどり 西本願寺書院内対面所
10) 07.21 五嶋みどり 西本願寺御影堂
   バッハ:無伴奏パルティータ&ソナタ
   http://luncheon-today.cocolog-nifty.com/blog/2012/07/30-0198.html

11) 08.04 世界バレエ・フェスAプロ 東京文化会館
12) 08.11 世界バレエ・フェスBプロ 東京文化会館

13) 09.29 ヤン・リシエツキ さいたま芸術劇場 音楽ホール
     ピアノ・エトワール シリーズ Vol.19

   メシアン:《前奏曲集》より
    第1曲〈鳩〉、第2曲〈悲しい風景の中の恍惚の歌〉、
    第3曲〈軽快な数〉、第4曲〈過ぎ去った時〉

   J. S. バッハ:パルティータ第1番 変ロ長調 BWV 825

   モーツァルト
    :ピアノ・ソナタ第11番 イ長調 KV 331(300i)「トルコ行進曲付き」

   ショパン:12の練習曲 作品25
   【アンコール】
   ショパン:《12の練習曲》作品10より
    第12番 ハ短調 「革命」
    第9番  ヘ短調
    第5番  変ト長調 「黒鍵」
   http://luncheon-today.cocolog-nifty.com/blog/2012/10/post-1ee0.html

14) 10.23 マウリツィオ・ポリーニ サントリーホール
    Pollini Perspectives2012

   マンゾーニ:Il Rumore del tempo

   ベートーヴェン:
   ピアノ・ソナタ第21番ハ長調op.53「ワルトシュタイン」
   ピアノ・ソナタ第22番ヘ長調op.54
   ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調op.57「熱情」
   http://luncheon-today.cocolog-nifty.com/blog/2012/10/pollini-perspec.html

15) 10.31 クレーメル&クレメラータ・バルティカ サントリーホール
      The Art of Gidon Kremer

   シューマン:チェロ協奏曲 イ短調 op. 129
 (R. ケーリングによるヴァイオリン、弦楽合奏とティンパニ編曲版)

   モーツァルト:ピアノ協奏曲 イ長調 K488
    ピアノ:カティア・ブニアティシヴィリ

   【アンコール】リスト:愛の夢3番

   ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op. 61 

   【アンコール】カンチェリ/プシュカレフ :黄色いボタン
   http://luncheon-today.cocolog-nifty.com/blog/2012/11/the-art-of-gido.html

16) 11.08 ラドゥ・ルプー オペラシティ
    シューベルト・プログラム

    16のドイツ舞曲 D783, op.33
    即興曲集 D935, op.142
    ピアノ・ソナタ第21番 変ロ長調 D960 (遺作)
   http://luncheon-today.cocolog-nifty.com/blog/2012/11/post-c68f.html

17) 11.15 レオニダス・カヴァコス&エンリコ・パーチェ トッパンホール

   ベートーヴェン:
    ヴァイオリン・ソナタ第1番ニ長調Op.12-1
    ヴァイオリン・ソナタ第5番ヘ長調Op.24《春》
    ヴァイオリン・ソナタ第9番イ長調Op.47《クロイツェル》
   【アンコール】
   ストラヴィンスキー:サミュエル・ドゥシュキン編曲
  《ペトルーシュカ》よりロシアの踊り
   ベートーヴェン:
    ヴァイオリン・ソナタ第6番イ長調Op.30-1第2楽章
    ヴァイオリン・ソナタ第8番ト長調Op.30-3第3楽章
 http://luncheon-today.cocolog-nifty.com/blog/2012/11/post-aacf.html

18) 11.22 マリインスキー劇場バレエ「アンナ・カレーニナ」 東京文化会館

19) 11.25 河村尚子 さいたま芸術劇場 音楽ホール
     ピアノ・エトワール シリーズVol.20

   J. S. バッハ:《平均律クラヴィーア曲集第1巻》より
    第12番 前奏曲とフーガ へ短調 BWV 857

   ハイドン:ソナタ 第32(47)番 ロ短調 Hob. XVI:32

   ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第23番 ヘ短調 作品57「熱情」

   スクリャービン:左手のための2つの小品 作品9

   ショパン:バラード第4番 ヘ短調 作品52

   ドビュッシー:《前奏曲集》より
    〈亜麻色の髪の乙女〉
    〈アナカプリの丘〉
    〈花火〉
    ピアノのために
   http://luncheon-today.cocolog-nifty.com/blog/2012/11/post-74da.html

20) 11.27 クリスティアン・ツィメルマン 川口リリアホール
   プログラムB

   ドビュッシー:版画より
    1.パゴダ
    2.グラナダの夕べ
    3.雨の庭
   :前奏曲集第1集より 
      2.帆
     12
.ミンストレル
      6.
雪の上の足跡
      8.
亜麻色の髪の乙女
     10.沈める寺
      7.西風の見たもの


   シマノフスキ:9つの前奏曲集Op.1より
       1.アンダンテ・マ・ノン・トロッポ
       2.アンダンテ・コン・モート
       8.アンダンテ・マ・ノン・トロッポ

   ショパン:ピアノ・ソナタ第3番ロ短調 Op.58
   http://luncheon-today.cocolog-nifty.com/blog/2012/12/2012-ba94.html

21) 11.28 M.ヤンソンス:バイエルン放送交響楽団

   ベートーヴェン:劇音楽「エグモント」序曲 作品84
  交響曲第8番ヘ長調 作品93
  交響曲第7番イ長調 作品92

   【アンコール】
   シューベルト  楽興の時3番
   http://luncheon-today.cocolog-nifty.com/blog/2012/11/symphonieorch-1.html

22) 12.03 D.ハーディング:新日本フィル
   
   チャイコフスキー交響曲第4番

   ストラヴィンスキー:「春の祭典」
   http://luncheon-today.cocolog-nifty.com/blog/2012/12/post-0e8e.html

23) 12.08 クリスティアン・ツィメルマン 所沢ミューズホール
     プログラムA

   ドビュッシー:版画より
    1.パゴダ
    2.グラナダの夕べ
    3.雨の庭
   :前奏曲集第1集より 
      2.帆
    12.ミンストレル
      6.雪の上の足跡
      8.亜麻色の髪の乙女
    10.沈める寺
      7.西風の見たもの

   シマノフスキ:9つの前奏曲集Op.1より
       1.アンダンテ・マ・ノン・トロッポ
       2.アンダンテ・コン・モート
       8.アンダンテ・マ・ノン・トロッポ

   ブラームス:ピアノ・ソナタ第2番嬰へ短調 Op.2
   http://luncheon-today.cocolog-nifty.com/blog/2012/12/2012-a548.html

24) 12.12 クリスティアン・ツィメルマン すみだトリフォニー
      プログラムB

   ドビュッシー:版画より
    1.パゴダ
    2.グラナダの夕べ
    3.雨の庭
  :前奏曲集第1集より 
      2.帆
    12.ミンストレル
      6.雪の上の足跡
      8.亜麻色の髪の乙女
    10.沈める寺
      7.西風の見たもの

   シマノフスキ:9つの前奏曲集Op.1より
       1.アンダンテ・マ・ノン・トロッポ
       2.アンダンテ・コン・モート
       8.アンダンテ・マ・ノン・トロッポ

   ショパン:ピアノ・ソナタ第3番ロ短調 Op.58
   http://luncheon-today.cocolog-nifty.com/blog/2012/12/2012-636a.html

会場別鑑賞回数

東京文化会館     5 ボリショイ BalletFesA&B マリインスキー
                              BRSO
トッパンホール   4 アルカントQ 山根一仁 テツラフ
                             カヴァコス
さいたま芸術劇場 4 レ・ヴァン・フランセ ボジャノフ リシエツキ
                             河村尚子
サントリーホール  3  VPO Pollini Kremer
西本願寺       2 五嶋みどり
トリフォニーホール 1 Zimerman
所沢ミューズ     1 Zimerman
川口りりあ       1 Zimerman
埼玉会館       1 新日本フィル
オペラシティ     1 ルプー
ゆうぽうと       1 コジョカル

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