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2014年10月

ゲルギエフのストラヴィンスキー・バレエ・ナイト

2014.10.15 サントリーホール

指揮:ワレリー・ゲルギエフ
演奏:マリインスキー歌劇場管弦楽団

火の鳥(1910年 全曲版)
ペトルーシュカ(1911年 原典版)
春の祭典
【アンコール】
リャードフ:バーバ・ヤガー

楽しかった~!ストラヴィンスキー最高!!
ゲルギエフありがとう、マリインスキーの皆様お疲れ様。なかなかニコニコしないと思っていたロシア人のイメージがちょっと変わった。
2階C席前列は全体が良く見えて誰かの頭で死角ができることもなくて好き。音はもっとダイレクトに聞こえる1階席の真ん中のほうが好きだけど、実際にはいろいろな席を買って節約兼聴き比べしてる(つもり)。

火の鳥では、バンダのトランペットとオーボエ、ファゴットの演奏が美しかった。タンバリンの人のパフォーマンスには目が釘付け。火の鳥って、あんな叩き方するものなの?初めて見た。聴きなれないせいか少し長すぎたかも。演奏前は火の鳥はヴィシニョーワのイメージを想像していたけれど、赤というよりも黄色みを帯びた白い光の移動のように感じられた。

今回のペトルーシュカは私の中では1990年のパリ・オペラ座公演「ディアギレフの夕べ」のイメージだった。ビデオを一度見ただけなので、どんな演奏だったか具体的には覚えていないけれども、洗練され過ぎたお洒落な演奏ではないことでお祭りの猥雑さをうまく引き出していたと思う。最後シンバルがバンッ。と決まって気持ち良い。

春の祭典はもともと好きな曲だけれど、こんなにいろいろな音が聴こえてきたのは初めて。これで、弦楽器がもっとクリアに響いたらもっと迫力が出たんだろうなぁ。でもそんなことよりなによりも、木管楽器が巧くて、いつ息継ぎしたのか、しないのかわからない。金管も頑張ってたし、ティンパニが格好いい。ティンパニ二台と大太鼓のシンクロも素晴らしい。聴いてるだけで体温が1度上がった気がする。暑くなって、スカーフを外した。

アンコールのバーバ・ヤガーって、ムソルグスキーの展覧会の絵しか知らなかったので調べたら、「そもそもバレエ・リュスの公演で“火の鳥”の構想を立てた時、ディアギレフはリャードフに作曲依頼したのに、完成しなかったのでストラヴィンスキーに依頼してフォーキンと共に完成させた」とwikiに書いてあった。ゲルギエフ、センスいいね。

当初ジャパン・アーツの案内を見ただけで、これは絶対に行こう、と思ったコンサート。同じように魅力を感じた人が多かったようで、チケットは売り切れで当日券なし。(でももったいないことに実際には空席が少しだけどあった)このコンサートは他の海外オーケストラ公演に比べると料金が割安だったし、実際に聴いてもお得に感じられた。

同じサントリーホールでの公演S席で比較すると
パリ管    2013       27,000円 ○
ウィーンフィル         35,000円 △
フィルハーモニア管弦楽団 22,000円 ○
バイエルン 2014       32,000円 期待大
バイエルン 2012 第9以外 27,000円 ◎
今回のマリインスキー        19,000円 ◎
今年のオペラシティ ドイツ・カンマー・フィル13,000円
             (これもお得公演) 期待大

バレエだと
オーケストラを帯同するボリショイ劇場  東京文化会館
                             22,000円
東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団 東京文化会館
パリ・オペラ座                    25,000円
東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団 東京文化会館
コヴェント・ガーデン(英国ロイヤル・バレエ団)22,000円

ちなみに配られたリーフレットによると来年6月にトリフォニーでの新日本フィルによるストラヴィンスキー3大バレエ音楽7,200円。これをお手頃と考えれば魅力的だけれど、秋山さんの手腕や如何に。

著名人が来ていたと散見するけど、私はバッハ・コレギウム・ジャパンの鈴木優人さんを見かけた。

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秋のコンサート

コンサートシーズンに入り、いろいろ行きたい企画は多々あれど、連日のコンサート通いは体力的にも、経済的にも無理なので、取捨選択せざるを得ない。五嶋みどりもエマールも行きたかったな~。でも、アルカント・カルテットとテツラフ・カルテットは聴いて、弦楽四重奏の面白さを堪能した。この二つのコンサートについては後で簡単に感想をアップするつもり。

12月にはパーヴォ指揮ドイツ・カンマー・フィルとテツラフの共演があるので、テツラフと、もしかするとゼペックとも再会できると思うと楽しみ。

11月下旬にはバイエルンとツィメルマンとのブラームスピアノ協奏曲第1番の共演もある。バイエルンと2番も演奏して録音・録画して1番&2番のカップリング販売してくれたらとてもうれしい。時々、バーンスタインがウィーンフィルを指揮する映像を観ると、若いツィメルマンの演奏は魅力的だけれど、オーケストラが少しねちっこいので、今度はバイエルンの瑞々しいオケの中で自由でありながら滋味深いピアノの演奏を聴きたいな。いや、もしかすると若いオーケストラに触発されて、ツィメルマンの情熱が爆発したりして、などと想像するのが楽しい。

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皆既月蝕

Img_0776

そうだ今日は皆既月蝕だった、とTVのニュースを見ているときに気づいて、慌ててカメラに望遠レンズを装着した。三脚が見当たらない~!仕方ない、ないよりはましかもと思い、一脚で撮影。やはりブレた。きれいな赤い月でしたね。

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