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Symphonieorchester des Bayerischen Rundfunks 都民劇場2012

マリス・ヤンソンス指揮バイエルン放送交響楽団 2012

2012 11 28 東京文化会館

ベートーヴェン
  劇音楽「エグモント」序曲 作品84
 交響曲第8番ヘ長調 作品93
 交響曲第7番イ長調 作品92
アンコール
シューベルト
 楽興の時3番

文化会館に入ってから気づいた。私が東京文化会館に行くのはバレエの公演が多いので余計に感じるのかもしれないが、都民劇場公演は聴衆の年齢層がすこぶる高い。バレエ公演だったら足元が見切れるけれども、ダンサーが近くその呼吸や汗さえも感じられる臨場感溢れる席に座った。オーケストラピット部分が迫上がった状態なので舞台を下から見上げ首が痛くなっただけでなく、指揮者と弦楽器奏者以外はほとんど見えなかった。

「エグモント」序曲のあと、8番では弦楽器奏者がかなり減って、コンサートマスターが入れ替わった。前述のとおり仰角がきつく首が痛くなるので、ヤンソンスよりも綺麗な音で見目麗しいチェロ奏者に目がいってしまう。管楽器が上手だった。
後半、再び弦楽器の人が増え大編成になり、コンサートマスターが初めの人に戻った。7番は全楽章を通して踊りだしたくなるようなリズムのうねりに満ちたもので、大変楽しかった。音をたてないように体を動かさないようにじっとしているのに苦労していたら、隣の人は足で拍子を刻んでいた。
アンコールの楽興の時の原曲はリズミカルなピアノ曲だけれど明るいだけではなく影の部分もあるのだけれど、弦楽版ではもっと軽く明るい印象の仕上がりで、この日の演奏全体の印象とほぼ一致した。アンスネスがベートーヴェンにはある種の軽みがあると言っていたが、ヤンソンスもそれと同様なのかもしれない。

この日の演奏とは対照的だった、リリアホールでのツィメルマンとヴィシニョーワの「アンナ・カレーニナ」については自分の気持ちの整理ができ次第順次アップロードする予定。

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コメント

こんにちは。ご無沙汰しています。

わたしは、リリアのツィメルマンと埼玉会館のハーディングを聴きにいく予定だったのですが、残念ながらどちらもあきらめざるをえませんでした。ちょっとした怪我をして外出がままならなくなってしまったのです。weep
pomodoroさんの、ツィメルマンの記事を楽しみにしています。

投稿: プーとパディントン | 2012年12月 4日 (火) 13時53分

プーとパディントンさん。こんにちは。

ツィメルマンもハーディングも聴きました。この秋は、魅力的な公演が多すぎて選ぶのが大変でしたが、私はここまでなんとかチケットを無駄にせずに済んでよかったです。早くお怪我が治って、いつも通りの生活に戻れることをお祈りいたします。

投稿: pomodoro | 2012年12月 5日 (水) 16時11分

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