アルカント・カルテット
2012.01.15 トッパンホール
バルトーク 弦楽四重奏曲第6番 Sz114
ハイドン 弦楽四重奏曲 ロ短調 Op.64-2 Hob.III-68
ドビュッシー 弦楽四重奏曲 ト短調 Op.10
アンコール
クルターク 5つの楽興の時より カプリッチョ
ブラームス 弦楽四重奏曲第3番より 第3楽章
J.S.バッハ フーガの技法 BWV1080より コントラプンクトゥス
バルトークは正直なところ私の好きな攻撃的で鋭利な演奏ではなかったため少々眠かったのだけれど、普段なら眠くなるハイドンが寧ろ良くてこういった古典の方が得意なのかと思った。2ndVnのゼペックは綺麗な音で、暖かな音でたっぷりとした響きを作り出すタベア・ツィンマーマンとこの二人がカルテットをコントロールしているようだった。ツィンマーマンはやはり巧かった。
休憩を挿んで、ドビュッシーがとても魅力的な演奏でホール全体が歌っているようだった。ヴァイトハースとケラスの音も興に乗って、ブラームスとドビュッシーがこの日の白眉だったと思う。
これだけバラエティに富んだ曲をたっぷり聴かせてもらえ、また、4人とも終始にこやかだったおかげで、とても幸せな気持ちにしてもらえた。終演後サイン会に出てくるのを待って、拍手して帰ろうとしたらヴァイトハースとツィンマーマンの二人から「Thank you.」と言われて嬉しかった。
ドビュッシーの弦楽四重奏曲の入っているCDの表紙。
スーラやピサロ、シニャックの絵と似ているけど見たことが無いので誰の絵だろうかと思ったら、新印象派マクシミリアン・ルースのCouillet la nuitという絵だとのこと。
CDの中を開くとこんなモノクローム仕上。なかなかおしゃれに出来ているけれど、このユニットのイメージは元気がありなおかつ洗練されているけれど、モノクロームではないかな。
特に一見地味なゼペックは右耳にだけ大き目なゴールドのピアスをしていて、昔のちょっと”とっぽい”高校生のようだし、ケラスも茶目っけたっぷりだし、前述のようにヴァイトハースとツィンマーマンも気取らず親しみやすそうな印象。
CDを聴いたところではやはりドビュッシーが好印象。
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