2017年10月13日 (金)

奥日光

奥日光中禅寺湖畔にあるイタリア大使館別荘記念公園に行って来た。

日光駅から路線バスで中禅寺湖へ。平日でも朝8時35分発のバスは満員だったが、いろは坂は特に渋滞はなく時刻通りに到着。
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中禅寺湖から7,8,10月だけ運行する半月山行の路線バスにイタリア・英国大使館記念公園というバス停はあるけれども、バスの便が悪いので、日光自然博物館にて電動のレンタサイクルを借りた。中禅寺湖畔は平坦な道は少ないので電動アシスト付きの自転車は快適だった。
歌ケ浜駐車場に自転車を停めて、そこから湖畔沿いに20分くらい歩くと英国大使館別荘、さらに5分くらい歩くとイタリア大使館別荘があった。サイクルポートは歌ケ浜よりもイタリア・英国大使館別荘のバス停からの方がずっと近いけれども、木々が色づき始めた湖畔の遊歩道を歩くのは気持ちが良かった。
イタリア大使館別荘記念公園入口
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英国大使館別荘 外観


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英国大使館別荘 内観
英国大使館別荘はシンプルでいかにも英国らしい雰囲気の建物
一方、アントニン・レーモンド設計のイタリア大使館別荘の方は、当時のモダン建築でありながら日本らしさを意識して作られたもの。レーモンドはフランク・ロイド・ライトが帝国ホテルを作った際に日本に連れて来て、その後も日本に留まり多くの建物を残した、日本にはなじみの深い人。
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イタリア大使館別荘外観
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内部
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広いリビング

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明るい書斎
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2階の窓から湖を望む
すぐ近くにある別邸
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公園の湖畔にはベンチやテーブルがあって、湖を眺めながら持参したお弁当を食べた。他には誰もいなくて静かで落ち着く。もっとも平日のせいだったかも。
歌ケ浜から遊覧船が出ていて、船が行った後には浜に波が押し寄せる。
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歌ケ浜まで戻って、現在吉祥天初公開中の立木観音にお参りをした。
そこから、自転車で二荒山神社中宮祠へ。中学生の時に宿泊学習で男体山登山をした思い出があるけれど、あの時ここから登ったのかどうか思い出せない。
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もう少し中禅寺湖畔をサイクリングする時間はあったのだけれど、雲が出てきて天気が怪しくなってきたので、自転車を返して14時発のバスで日光駅方面へ向かった。帰りのバスも満員だった。神橋でバスを降りて、お土産の羊羹とか湯葉などを買い、コーヒーを飲んで休憩したあと、ぶらぶらと駅に向かった。駅前では旅番組か何かの収録中だった。
東武からJRへ乗り入れしている「日光」で帰宅。車内は3割くらいの乗客で静かだった。
念願のイタリア大使館別荘を見ることができて、満足。

2017年10月 8日 (日)

レオニダス・カヴァコス

来月11月にはレオニダス・カヴァコスとエンリコ・パーチェの公演があって、私はとても楽しみにしている。

カヴァコス一人でもぜひ聴きたいけれど、そこにパーチェがいるなんてとっても贅沢。
明るく澄んでいながら暖かい音色のカヴァコスは演奏技術がピカイチなのに、それを誇示することがなくて聴いている人に緊張を強いることがない。一方パーチェの方はキレキレの演奏で尚且つ情熱的。パーチェはツィンマーマン親子(フランク・ペーター&セルゲ)とも演奏しているけれど、やはり超絶技巧を誇りながらもどっしりと構えた演奏のフランク・ペーターに対して、パーチェはまるで挑発し追い込んでくるかのようなところがあって実に面白い。
なんといっても現在のヴァイオリン奏者の中では最も脂が乗り旨味のあるカヴァコスは聴き逃せない一人だ。
それなのになぜかさいたま芸術劇場ではまだチケットがたくさん残っている。どうして~。さいたま市民だけでなく、ぜひぜひ聴きに行って欲しい。さいたま芸術劇場のHPで人気者アンドレアス・オッテンザマーに彼らのPRをさせている。彼のようなイケメンではないけれど、カヴァコスの人懐こい大型犬のような姿を直に見て欲しい。あの大きな体格だからこそ生れるしなやかで力強いエネルギーをぜひ体験して欲しい。
ちなみに、トッパンホールは売り切れでーす。

2017年8月26日 (土)

日本画の画材店

日本画を習い始めてから、日本画の画材店に時々買い物に出かける。ネットで買い物を済ませることもあるけれど、やはり画材屋さんに出かけるといろいろ見て相談しながら買い物できるので楽しい。

私は湯島の得應軒と渋谷のウエマツが多くて、時々丹青堂。いずれもネットショッピングができて便利だけれど、ネットには上がっていない商品もあるから、やはり実際にお店で見て買った方が確か。

 

先月京都国立近代美術館と京都迎賓館に行ったときに、放光堂で絵具を買うのを楽しみにしていたのに、お店の前に着いたら臨時休業でがっかりした。東京にある日本画材店は小さいお店が多いけれど、放光堂は間口も広くて立派な店舗だった。次の機会にぜひ立ち寄りたい。

 

淡路町にある得應軒本店で筆と岩絵の具を見ているときに、「膠をください」という人が来ました。漏れ聞こえてきたところによると、ヴァイオリンに塗るのだとか。買い物にくるのは日本画関連の人だけではないのですね。

日本画用額の既製品というものをあまり見たことがなくて、画材屋さんで油絵用の額から自分の作品に合いそうなものを選んでもらったけれども、パッとしなくてネットで注文してみたら、イメージしていたものと色味が違って、初めて日本画専門の額屋さんへ相談に行った。院展の納品が終わったら作品を取りに来てくれることになっているので、もうそろそろ連絡が来るのではないかと楽しみにしている。

ちなみに院展は9/1~9/17 於:東京都美術館
東京芸術大学第一研究室発表展 8/29~9/11
 於:芸大美術館陳列館、正木記念館
 正木記念館は畳敷きの和室で日本画の展示空間として素敵です。

2017年7月20日 (木)

ツィメルマン新譜

今年はヨーロッパでバーンスタインの交響曲第2番『不安の時代』を演奏予定のツィメルマン。日本での演奏予定はなさそうで淋しい限りですが、9月に新譜が出るようです。

シューベルトのソナタ20番と21番(D.959とD.960)で早速予約はしたのですが、なんとレコードも出るのですね。レコードは今はやりですし、以前彼はCDよりもSPレコードの方が良かったと言っていた気がします。発売されるのはLPのようですね。2枚組となっています。2枚組?片面?
なんだか欲しいけれど、我が家のレコードは10年ほど前の引越時に全て捨ててしまって、プレーヤーも同時に捨てたので新たにプレーヤー買わないと聴けません・・・
というか、DGとの揉め事は解消したのでしょうか。
ショパンのソナタ2番と3番も新譜出してください。ライヴ録音いっぱいあるでしょう?
ドビュッシーの映像も背筋がゾクッとして寒気を感じるほど感銘しましたし。
ブラームスのコンチェルトもベートーヴェンのコンチェルトも良かったけれど、やっぱりリサイタルの方が好きです。シューベルトのリサイタルはこのブログに感想書いていませんが、所沢とサントリーホールで聴きました。これまで聴いたことのある誰にも優る音楽の愉悦性を感じました。特にD.959では左足がリズムセクションのようになっていて、とても楽しくなりました。
録音は柏崎でのものとのことです。手許に届くのが待ち遠しいです。

2017年7月14日 (金)

京都迎賓館

京都迎賓館のガイドツアー(約1時間)に参加しました。

ここの設計は日建設計で竣工時に名古屋支店にいた知人がスライド会を開いてくれましたので建築の概要は知ってはいましたが、今回祇園祭の最中ということで屏風によるおもてなしが演出されていました。
建築が秀逸なだけでなく、造作がこれまた至芸の極致でなんと楽しかったこと。
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緞通敷きの大広間が洋間だったのに対して、掘りごたつ法式のお座敷
和室の作り方としては変わっているけれど、なんかくつろぎが感じられる
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欄間 -日-(裏は月)
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船着場

ヴァン クリーフ &アーペル 技を極める ハイジュエリーと日本の工芸

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京都国立近代美術館まで行ってきました。これが見たくて!!
バランシンの『ジュエルズ』はバレリーナ・シリーズのこれらのブローチとかクリップとかがもとになっていると英国ロイヤル・オペラ・ハウス2016/2017シネマ『ジュエルズ』を先日見て初めて知った。
実物は想像以上に大きくて眩い光を放ち、本当に綺麗でした。
もともと私は宝石とかアクセサリーはめったに身に付けないのだけれど、これらは交通費3万円かけても見てきて良かった。
これ以外の宝飾品も綺麗だったし、日本の工芸品も素晴らしい。

並河靖之&濤川惣助等の七宝はもちろん、刺繍とか織物、漆芸、陶芸そういった至芸の集結が圧倒的だった。透明な展示ケースを通して全方向から見られるのも良かった。もっとゆっくり見ていたかったのだけれど、京都駅から国立近代美術館までバスで1時間以上かかったため思ったほどゆっくりできなかった。(祇園祭の最中で街中は混雑していたため、でもその分お祭り気分は味わえてよかったかな)

2017年7月 3日 (月)

川端龍子 没後50年 記念展

山種美術館で現在開催中の川端龍子展に行って来た。

平日の午後のためかゆっくりと鑑賞することができた。

龍子記念館で観たことのある作品も多かったが、展示空間の大きさと明るさが異なるためにかなり印象が異なった。

龍子記念館は天井が高く全体的に明るくのびやかなのに対して、山種美術館は地下空間で全体的に薄暗い照明のなかで絵画が浮かび上がるような展示手法を取っている。誤解を恐れずに言えば龍子記念館は庶民的親しみやすく、山種美術館はお洒落で少々気取っている。(山種美術館も根津美術館も私は好きで何度も行っているけれど、元大田区民の私は地元でいつでも行けると思っていた龍子記念館には2度しか行ったことがない。)

今回のリーフレットに使われた『草の実』の美しさや豪華さには目を奪われた。永井健志先生の絵の繊細さの源流はここにもあるのかなと思った。これはこの美術館にぴったりだと思った。

一方で『香炉峰』や『竜巻』には今回の展示空間では小さ過ぎるように感じられた。何となく私が龍子にもっているイメージの絵。大胆で自由奔放、なおかつ大きい。

当初会場芸術と揶揄されたものを本人が逆に気に入ってその後自らその言葉を使ったように、当時はインスタレーションという概念がまだなかった頃、堂々と展示空間と作品と鑑賞する人々との関係性を正面から主張したところが革新的だったのだろうと思う。

私自身が日本画を習い始めて技術の難易度に感心する部分もあるし、今回の展示が年代を追いながらも龍子の人となりにスポットを当てていたために感じ入った部分も大きかった。

その一つが戦時中に描かれた作品群だ。『香炉峰』『爆弾散華』といった大作だけでなく息子の出征に際して描かれたという小品『千里虎』。

『香炉峰』における表現は飛行機に乗って上空から見た景色と空気との一体感といったものが機体を半透明にして描くという独創によって表現されていて、そこに政治的色彩は感じられない。

それよりも前に描かれた『千里虎』は武運を願う気持ちと我が子の無事を祈る素直な気持ちが感じられて、戦争の結果をもとより知っている者が見ると感傷的になるけれども、当時の龍子にはそんな気持ちはなかっただろう。

一方終戦三日前に自宅が空襲を受けて倒壊し、死亡者まで出したときの惨状を描いた『爆弾散華』はあまりにも生々しい記憶をそのままの形で表現することができず、野菜の花や実に置き換えて表現されている。爆風で吹き飛んだ植物に切り箔を散らした様は暴力的でありながらもグロテスクではない。悲しいけれども恨みがましくはない。そこにはあくまでも絵画としての美が表現されている。『ゲルニカ』のような強い怒りを直接的に表すことはない。そこは画家の性格や信条にもよるかもしれないが、日本画が日本画としてある所以なのかもしれない。激しい感情を感情の赴くままに叩きつけるような絵は日本画として成り立たないと思われたのだと思う。

『鳴門』『黒潮』もダイナミックで素晴らしい。

後期展示の『八ツ橋』『金閣炎上』も楽しみだ。

2017年5月13日 (土)

埼玉古墳群 桜

桜の季節に埼玉古墳群で撮った写真です。

埼玉古墳群には9つもの様々な古墳があって、古代史好きな人には有名かもしれませんが、そうでない人にとっては、広い公園として整備されていて歩いて回ると良い運動になります。
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近くには行田の忍城址もあって、ここも綺麗に整備されています。
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行田から南下して、吉見町には吉見百穴という横穴墓群があります。ここにはヒカリゴケが少し残っていますが、やはり桜が綺麗です。
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2017年5月11日 (木)

北口牡丹園 館山

少し前になりますがゴールデンウィーク中、北口牡丹園に行きました。とても良いところでした。募金箱には私たち4人分4000円入れさせていただきましたが、個人の方が管理されていることを思えばもっと入れても良かったような気がします。

たぶん黒鳥という品種だったと思う。ダリアにも黒鳥という品種があって綺麗だった。どうしてもバレエ「白鳥の湖」のオディールの誘惑シーンを思い出させるネーミング。Img_7996s


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牡丹だけでなく、一重の薔薇も綺麗
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薄い花弁が透けて大変上品で綺麗な八重桜
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コデマリは昔から好きだったけれど、オオデマリは少々苦手だった。でもこれは綺麗。
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2016年5月24日 (火)

トッパンホール15周年室内楽フェスティバル

II 5/16
ブラームス:チェロソナタ#2
シェーンベルク:浄められた夜
シューマン:ピアノ三重奏曲#1

III 5/18
ブラームス:ヴァイオリンソナタ#1
シューマン:詩人の恋
ブラームス:ピアノ四重奏曲#2

V 5/21
ヤナーチェク:ヴァイオリンソナタ
ベルク:4つの歌曲(弦楽四重奏版)
ブラームス:チェロソナタ#1
ドヴォルジャーク:ピアノ五重奏曲

VI 5/22
シューベルト:白鳥の歌
シューベルト:弦楽五重奏曲
以上全6回のうち4回を聴いた。
それぞれの感想は後回しにして、今回初めてテツラフの音楽に接する夫に説明しながら、改めて思ったこと。
彼の音楽はプログレッシヴ・ロックに近いなぁと。(プログレがクラシックの影響を強く受けているのだから、順番が違うと言えばそうだけど)
夫はプログレは好きなので、展覧会の絵とか春の祭典とかはクラシックのコンサートでも聴きに行くが、ウィーンフィルやコンセルトヘボウの演奏であっても、ベートーヴェンとかマーラーとかだと居眠りする。ところがクレーメルの演奏は結構好きらしい。それならテツラフも好きかも・・・どうやら当たったようだ。良かった~。「あなたが好きなジャン=リュック・ポンティよりもテツラフの方がロックしてるでしょ?」ちょっと違うか。
聴衆に男性が多かったのも、そういう理由かしら。

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